格安の挙式費用でこじんまりと式をあげるはずが

心残り:格安の挙式費用でこじんまりと式をあげるはずが

私は昨年の4月に都内で式を挙げました。 と言っても結婚4年目で、しかも出来婚だったために当時式は挙げられなかったので、親族と親しい友人のみを集めてこじんまりと挙げよう、という主旨でしたので大々的なものではなく本当に小規模のものです。

それにあたって式場は小さくてもいいので格安の挙式プランを探していたところ、挙式のみ98,000円のプランをインターネットで発見しました。

電話をしてみると担当者が非常に丁寧な方で好感を持ち、実際に六本木の事務所へ夫婦で赴き打ち合わせをしました。 格安な挙式プランにも関わらずスタッフの方々は終始懇切丁寧に接してくださいました。 式場は値段相応(通常はゲストハウスや貸し切りのレストランとして経営している建物)でしたし、タキシードやウェディングドレスもプラン内からの選択(高いドレスは別料金)など、とにかく挙式の最低限必要なものだけを集めたプランでしたが、夫婦ともに納得し、打ち合わせを重ねて式に臨むこととしました。

うちの妻は保育士なこともあり、イラストを描くのが大好きです。 なのでウェディングボードは私たちの決めたタキシードとドレスを着た二人を描いたものにしようということで、妻は毎日その絵を描いていました。 色鉛筆やパステルを使用したものですが、絵画教室や大学で学んでいたこともあり、ただ描いて色を塗る以上の工程がその中にはありましたし、妻も楽しみながら、丁寧に描いていました。

ここからが残念だったのですが、式の2週間前になって担当者の方から突如「お客様の着る予定だったウェディングドレスが、実は同じ日に別の方が着ることになっていました。こちらの確認ミスです。」とウェディングドレスの変更を要請してきました。 正直なところ格安なプランですし、担当者の方の申し訳なさが電話からも本当に伺えました。 事情を聴きますと、そもそもこの会社(というか親企業のいちプロジェクトに近い)が担当者や着付け、コーディネート含めて4名しかいないことがわかりました。 ドレスやフィッティングの担当は20代前半の女性のスタッフの方がすべて1名で行っており、日程のダブルチェック体制なども整っていないのです。

ですが、この2名の方々は夜遅くにもかかわらず都内から千葉の私たちの自宅まで丁寧に謝罪に来てくださいました。 本当に申し訳ないと、どんなドレスでも用意するので好きなものを選んでくださいと、そう言ってくれました。 残念ながらウェルカムボードの二人の姿は実際とは変わってしまうことになります。

ですが最初から本当に誠心誠意対応してくださったスタッフの方でしたので、私たちもそれを受け入れることにしました。 結果として式は滞りなく終わり、双方満足して当日を終えました。スタッフの方も始終丁寧に対応してくださいました。 最近新居へ引っ越しまして、玄関に妻が描いたウェディングボードを飾っています。

しかし「このドレスは着てないんだよな」と思うと、やはりどこか心残りな部分もあります。 日程の調整ミスはヒューマンエラーですのであまり責める気もありませんし、私たちはあの方々に手掛けて頂いたことに満足しています。ただ、運が悪かったんだな、というのが少し残ってしまいました。

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