結婚式場に勤務しておりました

印象的なサプライズ:結婚式場に勤務しておりました

私は結婚式場でプランナーとして勤務をしておりました。その中で、数多くのサプライズを見る機会があったのですが、印象深いのがご両親へのサプライズでしょうか。予定にないはずのご両親への大きな花束、ウエイトベアー、花嫁からご両親へのお手紙の朗読など、主に花嫁さんがご両親へ向けたものが多かったですね。両家ご両親へのサプライズですと「ファーストバイト」と言って、新郎から新婦へ「食べさせることに苦労させない」、新婦から新郎へ「一生美味しいものを食べさせてあげる」といった意味のある、ウエディングケーキの食べさせ合いがあるのですが、それにご両家ご両親にもやっていただく、なんていうのもありました。とても可愛らしい光景ですよね。

新郎新婦からゲストの方々へのサプライズといえば代表的なものは「家族がもうひとり増えました」なんていうおめでたお披露目や、どうしてもお酒をたくさん飲まれる場ですので、受付にウコンの力を置いたりなど、こういった演出は大変喜ばれておられましたね。

また、その日の披露宴の様子を撮影したものを、披露宴のしめくくりにエンドロール上映される際、ゲストの皆様方おひとりおひとりにメッセージを流される方もいます。ときどき、スタッフの者宛てにもサプライズメッセージをくださる新郎新婦もおられ、スタッフは涙しておりました。本当にありがたいお話です。

また、ゲストの方々から新郎新婦へのサプライズですと、受付の方々がゲストの皆様をチェキで撮影され、そこにその写真のゲストからメッセージをいただき、新郎新婦へプレゼント、というのも、小道具が少なめで準備がお手軽なのに、受け取る側は大変嬉しいサプライズですよね。

私も勤務して数年、夫と出会ったその式場で挙式をしまして、その際に大変素敵な出来事がありました。お色直しをしたのち、ガーデンからの再入場をしましたら会場が真っ暗で、驚いておりましたら、社長を含むスタッフの皆さんが、ロウソクを持って聖歌を歌ってくださり、明かりがつくと内装のカーテンやクロスのカラーやテーブルの花が一変、という、式場の方々でないと絶対にできないような大掛かりなサプライズをいただいたことが、私の知る最大の結婚式でのサプライズでした。考えてみれば、ご来賓の方々が夫と私の勤め先である結婚式場の者なのですから、そのサプライズ作業の真っ最中の披露宴会場は、大変な様子だったことでしょう。私の両親も、今でもあのときの話題を、クスクスと笑いながらお話してくれますね。

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